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研究概要・装置紹介

金属錯体は金属イオンと有機化合物(配位子)を自由に組み合わせて化合物を創生していく点が特徴である。特に、近年では高次元型構造の金属錯体(これを配位高分子と呼ぶ)を用いて、相転移材料や多孔性材料が数多く発見されている。

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​配位高分子の構造の多様性

物質の持つ機能はその構造に起因して発現する。構造に多様性を持つ配位高分子は様々な機能が生み出されている。特に金属酸化物やイオン性化合物、有機分子単体で成しえない新機能の開発が望まれている。

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構造次元性制御に優れた​​配位高分子の利用

本研究室では、芳香族系の有機分子ユニットと八面体型 3金属系錯体ユニット、そして直線型(平面型)構造の錯体ユニットを組み合わせたホフマン型配位高分子とよばれる化合物群を対象として研究を進めている。

科学

高次構造制御を活かした機能の開発

​​ 我々の研究室ではホフマン型配位高分子の特徴である系統的な物質開発を用いて、以下の研究を進めている。

スピンクロスオーバー相転移を示す配位高分子

多孔性配位高分子の開発

​配位子交換反応を利用した固相合成手法の開発

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